日本文芸振興会の会員の皆様、こんにちは。会員の荒井宗羅でございます。このたび、小松会長から先日フジテレビの毎週土曜朝に放映されております「ベリーベリーサタデイ」に2週続けて出演したことから、撮影秘話みたいものがあったら会報に書くようにと御命があったので筆をとりました。まずコーナーの謳い文句が「今最も輝いているセレブの女性が自分に贈るご褒美セレクション」ってい
  うんですが、ディレクター曰く「茶道家がアロマやったり、骨董集めたりじゃ意外性が無いですよね。何かえ?っていうもので お願いします」とのリクエスト。「じゃ?競馬なんてのはどうですか?」 といったら、「え?先生冗談ですよね?」「でも意外なのが良いと言ったのどなたでしたっけ?」そんな問答のあげく、私の帽子コレクションと美術館ランチということになりました。先の競馬は別に毎週新聞買って赤鉛筆でチェックするほどのマニアではありませんが、一年に一度中央競馬会のお招きで牝馬ステークス「オークス」に英国のアスコット競馬場やパリのロンシャン競馬場に集まる貴婦人たちのようにその日のために新調した街中ではちょっと目立ちすぎるような華やかな帽子を冠って、参加します。まあそんな特別なものからカジュアルな物まで一部屋が帽子に占拠されるほどの数になってしまい、それがテレビで紹介されました。それで先のディレクターがまた「居間でコレクション紹介なんて普通ですよね。先生なら茶室でやってください」「え?床の間にでも飾る?」「先生それは非常識では?」こんな会話からナヴィゲーターの黒田知永子さんにお茶を差し上げた後帽子に囲まれ、談笑、という構図になったのです。見てくださった中にはなんと宮様もおられ、「あなた、お着物でお帽子冠る訳じゃないわよね。でも面白かった」とおっしゃって戴き、さて“意外性、命”の作戦は大成功とディレクターは大喜びの一幕となりました。で、このコーナーの次のセレブ、フルーティストの山形由美さんの回を見たら「銀座でランチ」ですって。

それって意外か???私って何??がオチのこのたびの顛末記.でした。