荒井宗羅ブログ
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雪村展〜奇想の誕生とステーキハウス
今日は端午の節句ハート
パティシエ考案の兜のケーキにブラックコーヒー飲んで、上野に向けて出発です!


久しぶりに東京芸術大学大学美術館を訪問しました。
「特別展 雪村〜奇想の誕生」を鑑賞するためです。
この方、実は奇想の江戸絵画の元祖と呼ばれていて、かの若冲や蕭白の生みの親とか言われています。



牧谿、等伯、巨匠達のモチーフ「猿猴図」ハート
雪村が描くと、様式美超えて猿達が生き生きしている!
何者にもとらわれない良さを感じます。







ポスターにもある代表作「呂洞賓図」
(りょどうひんず)!
骨が折れるほど首を曲げて天を仰ぎ見る男の足元には、ギョロ目の龍が!
有りえない画題も構図も奇想の画家の真骨頂です。チョキ


如何に画業に優れているかは、この一枚でバレバレです。
水平線無くして、このリアリティハート
マニアSolaが大好きな一枚!むむっ






飛ぶし〜〜音符

龍虎図ハート
曾我蕭白の世界一日本のアニメーションの源流と言われる雲龍図だって、この影響は免れないチョキ


長沢芦雪の虎の愛嬌はここからかしら?
あ〜串本町のお寺の襖絵に会いに出かけたいlove



この方が雪村です。
はいハート「せっそん」です。
「ゆきむら」とは呼ばないでくださいむむっ
雪村は光琳に心酔され、あの大作「紅梅白梅図」の構図のヒントを与えて、狩野芳崖は熱心に模写をしています。
そんな人なのにあまり今まで注目されていなかったのは、不思議でなりません。
江戸の奇想画家の作品のルーツであることが判明してから注目されたというのも、誠に日本的怒




藝大美術館を出て、上野公園を通ってタクシー乗り場へ向かいます。
途中なぜか自由の女神像が??
外国人観光客と順番守って撮影しました。
地味だけど、人気スポットでした四葉







「肉の万世」ビル最上階のステーキハウス「千代田」へ。
少し開店時間に余裕があったので、レストランのバーコーナーでアペリティフをカクテル
まずはお約束のシャンパンねハート
冷えていて美味しかったチョキ


そしてエクストラドライのウォッカマティーニをハート
お酒は食欲増進程度に。
あまり強くはないのでにひひ


鉄板焼きテーブルの支度が整って、移動すればやはりステーキメインですからいいお肉に合わせてブルゴーニュの美味しいものをボトルでお願いしました。
以後美味しいお料理は如此くハート
順序こだわらずに写真並べましたぷんすか悪しからず汗
眼福口福の1日でしたぽわわ 



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| 小言 | 04:38 PM | comments (x) | trackback (x) |
茶碗の中の宇宙〜楽家一子相伝の芸術
ポスターになりました!
せっかくなら和服にすればよかった!
当代の楽さんが、もうこれ以上の展覧会は出来ないと断言していました。
長次郎の「禿(かむろ)」も来ていますよ!
京都の楽美術館に近く行く予定のSolaの背筋が凍ります。
今行ったら、休館か?
それとも家を守るスターたちが、まだまだ控えている?
至福の時間をありがとうございますハート



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| 小言 | 09:28 AM | comments (x) | trackback (x) |
特別展 茶の湯 & Salt
業界の者としては、出かけるの遅すぎ〜!
東京国立博物館の「特別展 茶の湯」を鑑賞してまいりました。
茶道のお稽古する人なら、当然知っていてほしい知識インフラとして良くまとめてくださってます。
優秀な学芸員の皆さまに感謝!




世界一の曜変天目、別名稲葉天目は、岩崎家の静嘉堂文庫で何度も鑑賞していますが、やはり抗いがたい美があります。
間違いなく本日の主役でしょう!
鑑定団の一件もあったから鑑賞しながら世間話する人も多くて、なかなかショーケースの前から離れてくれないのです。

久方ぶりの邂逅です。
君台観左右帳記にもある馬蝗絆!
室町幕府8代将軍足利義政がヒビが入った茶碗を中国に送って同じものを所望したら、明王朝の技術ではこれ以上の茶碗はできないと、
鎹を打って送り返してきたことからその鎹がイナゴに似ていると言うのでこの銘がついたとのこと。
あまりにも有名な話です。
でもあったりまえでしょ!
南宋の龍泉窯ですから、その後もあの天青と言われるブルーの発色に成功したと言う話は聞いていない!

茶道史を追う楽しみは会場でやってください。
Solaは好きな作品をピックアップしています。
ブログはSolaの忘備録ですから〜ハート
長次郎のムキ栗ってなぜか好き!







織部の茶室「燕庵」が特設されていました。
中には入れませんが、外からの撮影はOKです。
床の花釘にかけられた須田悦弘さんの花入に敦盛草が風情よく、素敵でした。

与次郎の阿弥陀堂、好きなんですよね〜
奇抜さがなく、眺めていると心が穏やかになります。Solaでも!

茶入れは肩付なら松屋肩付や夜桜、初花。
唐物も茄子で富士や国司茄子、利休鶴首に尻ばりなどさんざめくオールスター達ハート




これは青井戸で柴田ですが、数奇な運命を辿って今は大徳寺の孤峰庵に安置されて、この度加わっている「喜左衛門井戸」も見ているとなんとも不穏な気分にさせられて好きです。

怒られるの覚悟で、柴田でかけ蕎麦食べたい!

会場を出れば、一路新丸ビルのSaltさんへ。
前店長の栗原さんがGINZA SIXの店長になったので、新店長の黒子さんにお世話になります。









シュワシュワ大好きハート


前から美味しいお店ではありましたが、益々グレードが上がっています。
Solaはコースの一皿一皿にソムリエオススメのワインがつくようにオーダーしました。
例えばフォアグラのどら焼きは天才シェフLukeさんのオリジナルだけれども、それに合わせた貴腐ワインもいい!




お料理にワイン、会話も楽しめて後半も素敵なひとときでした。
帰りは黒子さんとご一緒した林理事と店前で意念撮影です。
楽しかった〜!!


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| 小言 | 08:42 PM | comments (x) | trackback (x) |
IL BARBIERE DI SIVIGLIA セビリャの理髪師&礼華
初演から200年めの2016年には、世界中で舞台に上がったに違いありません。
このオペラ、ロッシーニによる「セビリャの理髪師」は最も有名で人気あるコメディですよねハート
日本においても今年は上演100周年のアニバーサリーイヤーでした。

昨日29日のキャスティングは世界でも名の知れたベテラン勢で構成され、比べて本日はこれからの時代を担うフレッシュな若手たちの競演となりました。
世間が言うほどロジーナ役の実力差は感じませんでしたが、アルマヴィーヴァ伯爵のテノールの艶には、やはりヴェテランとの力の差と言うか、新人の成長の伸びしろを感じました。
フィガロ役の押川さんは、ラテン系のハンサムでパフォーマンスもバリトンも素敵でしたハート

終演後は新宿御苑近くの素敵な中華料理店へ。
気持ちが良いので、テラスのテーブルを選びました。
お料理は最高!眼福と口福はSolaの幸福lovelovelove



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| 小言 | 11:26 AM | comments (x) | trackback (x) |
炉塞ぎ
4月最後のお稽古です。
花の名残と路塞ぎがテーマとなります。
「花弄すれば香衣に満つ」
花の一文字を花に見立てて、烏帽子の花入には花は入れません。
着物も桜から藤色です。
花の名残は春霞の綴れ帯に込めました。






お菓子は岩根ツツジの金団。
玉川屋惣八さんのお菓子は口どけとお味の良さで毎回お客さんから小さな歓声が生まれます。










お稽古が済めば、タクシーで銀座へ。
和食が美味しい贔屓の「ささ花」さんへ。
突然の来訪に、板長はアドリブの効いたお料理を用意してくれました。
全て美味しくいただきました。
中村さん、有難う!ごちそうさまでしたハート



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| 小言 | 10:32 AM | comments (x) | trackback (x) |
竜楽師匠独演会&きく
イタリア落語道中から帰って間もない竜楽師匠のお独演会に参りました。
本日の演目はお師匠がアレンジを入れてCDも出している「箱入り」と、幇間芸とすべらかな江戸弁の応酬に引き込まれる「居残り佐平次」でした。
中間「イタリア落語道中」リポートではエピソードの披露で会場は爆笑の渦!
幕間後の鑑味味千代(カガミミチヨ)さんの太神楽も素晴らしい!
「ICU出身で英語、フランス語をこなす才色兼備の女性がなぜ?」ととなりの観客に尋ねられましたが、
「中央大学法学部出身で高座にあがる師匠もいるでしょ!」
と返して納得されました。

終演後はご一緒した皆さんと銀座7丁目の「きく」さんで会食です。
「居残り」で魅せられた師匠の日本酒の見事な飲みっぷり、最後に喉をならされてもう飲みたくていてもたってもいられなく飲みたくなっていた私達は日本酒で乾杯と思いきや、
白ワイン在り、焼酎のお湯割りありで自由なメンバーです。
Solaは勿論日本酒、最初は「八海山」を選びます。
ここは日本一美味しい小鯵のフライをだすところ。勿論他のお料理も美味しく、出れば次から次へ食べてしまって撮影を失念しています。
高名なプロデューサーご贔屓の店で、本日のメンバーとして参加もしてくださっているので、会話も最高に弾みました。
深夜まで話は尽きないのです!
こんな夜は眠りたくない!!

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| 小言 | 09:57 PM | comments (x) | trackback (x) |
Mucha展
現在乃木坂国立新美術館で開催中の「ミュシャ展」、遅ればせながら行きました。
いきなり当日券売り場の行列です。
まあ同時に草間弥生さんもやってるから、どちら目当てかわからない列ではありましたが、昨今は外国人観光客もかなり多いので結構流れに変化があるようで・・。



まず彼らはクレジット払いだし、窓口で質問が多い。
幸いこの美術館は英語、フランス語、中国語に韓国語あたりは話せるスタッフがいるそうなので、その点の情報もネットで彼らは把握しているといいます。
これでなくっちゃね!

さて2E会場で催されている展覧会は2部仕立て。
ミュシャがパリでサラ・ベルナールに認められて大成功した時代の私達が良く知るポスターを中心とした作品展示は、後半に任せられていました。
代わりに50歳になって、故郷チェコに帰ってから晩年までに描いた壮大なスペクタクル「スラブ叙事詩」を前に持ってきていました


「集中と選択」マーケティングとブランディングをここの学芸員もよく分かっています。
ブログで良く申しますが、学芸委員のセンスと企画力と情熱が美術展の成功の鍵なのです。
いや全てと言っても差し支えないとSolaは信じていますチョキ


オーディオ解説でもチェコ時代はミュシャのチェコ読み、「ムハ」と彼を呼んでいるし、勿論パリ時代は「ミュシャ」です。
檀れいさんのナレーションはさすが宝塚出身の舞台仕様!素敵でした!
宗教と民族紛争に明け暮れた15世紀のヨーロッパ。
人を幸せにするはずの宗教が多くの罪もなき民衆の命を奪うのは、大きな矛盾です。

東西ローマ帝国に翻弄されて、ゲルマン民族に侵略され続けた勤勉でおとなしいスラブ民族の、
苦難と栄光の歴史を描いた超大作を、プラハ国立美術館展示さながらに鑑賞することが出来ます。
絵の中の登場人物は、農村や町の人々を実際使って全て同じ衣装をつけてポーズをとって、画家のモデルを勤めたと聴きます。
チェコの国家プロジェクトとして進行され、参加者たちは出来上がればこれは私と指をさして喜んだようです。

しかし喜びにみちたこの「スラブ叙事詩」は第二次世界大戦に入ってナチスドイツが台頭すると「愛国的」であるという理由から
ムハを収容所へ連行する理由になってしまいます。
体が弱かった彼は収容所ですっかり体調を壊して天に召されてしまうのです。

サラ・ベルナールという慧眼にめぐり合って画家としてアートディレクターとしてパリで花開き、その後米国に渡って強い意志を持つ人物像や具象画を描き始めて望郷の念と愛国の心に気づくムハ。そして「スラブ叙事詩」の完成までの歴史絵巻を見ることが出来るのはこの機会しかないかも。

ほど近いミッドタウンに向かいます。
まずはお洒落な和装小物の店で日傘2本と、草履を買いました。
お食事は、チェコ料理ならテーマが一貫していいけれど、そんなのないからピエモンテ地方のイタリアンレストランでいただきます。
一応ミュシャの好んだ色感でカラーコーディネートしたイデタチですが、お分かりいただけましたでしょうか?
はい、勿論ですか?有難うございます!




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| 小言 | 11:13 PM | comments (x) | trackback (x) |
アトリエ鶏由宇ファイナル( ; ; )龍神鳴高嶺細路!
今晩アトリエ鶏由宇(築地3−7−2)で行われた駒塚由衣江戸人情噺「龍神鳴高嶺細路」は最高でした!
この作品は落語三遊派宗家の藤浦敦先生作「天明白波傳」其ノ四ですが、あと1作で完成だそうです。
是非通しで聴きたいハート痺れましたぽわわ
噺の生き生きとした運びに本物の江戸弁!
児雷也小僧神道徳次郎が八百蔵吉五郎と出会うクダリ、吉原の女に借りた緋襦袢をはらっと脱いで、結城の揃いに紺色の博多献上を締めるシーンでは、キュキュッと音さえも聞こえる至芸です。
竜楽師匠の独演会でもこの手のテクに心酔するSolaですから、もうクラクラっlovelove
Solaとしたことが〜おっとしまった!惚れたぜ!イチコロよ〜!!
終演後の藤浦先生の洒脱な解説もドキドキしながら拝聴しました。ぽわわ
27日が千秋楽で、愛されたこの劇場も長い歴史にピリオドを打つようですしくしく
ファンが押しかけるのは当然ですが、まだ日によってはお席があるようですから、ご関心ある方、お問い合わせを。

終われば1Fのお料理屋さんで親睦会です。
さすが劇団四季大御所の催しですから、今夜は後輩の俳優さんも沢山見えて、演劇人の集いになり・・・

ご覧ください!イケメン、美女の集団でしょハートlovelove

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| 小言 | 06:18 AM | comments (x) | trackback (x) |
GINZA SIXプレオープン❤️
銀座開発最後の、そして最大のヤマ、GINZA SIXのプレオープン日です。
昨日は安倍首相ご夫妻や小池都知事も見えて、「東京インバウンドの新しき聖地」みたいなことをコメントしていました。
本日もレセプションを待つ列は長い長い!
全施設が本日同様のイベントを行うので芸能人だろうがその他セレブリティたちも平等です。





まずはお天気でよかった!Solaは公益社団法人 日・豪・ニュージーランド協会(JANZ)の理事として、まずは法人会員のPJ partnersという大きなレストラングループの
代表で、天才カリスマシェフ、超一流のレストランプロデューサーでもあるルーク・マンガン氏が、この度6FにオープンしたSalt grill & tapas bar by Luke Manganにお招待されていますからご挨拶に伺いました。


















途中主役のルークさんがご挨拶に見えてくださって記念撮影もします。




19時と20時に彼とそのNo2,No3を引き継ぐべき優秀なシェフたちと、料理ショー!
さすが世界をマタに駆けるルークさん、日本、東京、銀座のキーワードは外さず、豪州と日本の食材や調理法、
たとえばオージービーフのステーキにたっぷりの載せた目にも鮮やかなグリーンのソースは日本のわさびをオロシタもの。
日本と豪州の食材のコラボレーション!友好の証とノタマイマス。




次回は同じものは出しませんよと、宣伝にもそつがありません。







生バンドと著名ボーカリストによるショーも雰囲気を盛り上げます。
万事素敵でした。通いますね!




このお二人のリーダーシップと人間力無くしては、このイベントの成功はありませんでした。
スタッフの皆さまの笑顔も忘れられませんチョキ
働く人々が幸せそうだと、お客に伝染するものです。
おめでとうございます!
これからもよろしくお願いいたしますハート

もう一つのご招待は六本木ヒルズ欅坂にあったころからのファンだった、
「JOTARO SAITO」!
いわずと知れた東京コレクションに呉服デザイナーとして、唯一参加している世界的デザイナーです。
伺ったら同じデザインのお着物を主役もお召しでした!
なんと撮影してくださったのは現JANZ上田会長夫人で、全国大使婦人会会長、元駐豪大使夫人です。
「ご一緒に!」と申し上げたら、
「いいの〜」と笑顔でカメラウーマンを務めてくださいました。
一流人は斯様にして気取らず、気さくな方が多いという見本のようなレディです。

多くの関係者の方々と名刺交換して、お祝いして、美味しいものを沢山いただいて幸せな夜でした!
20日のグランドオープン、楽しみにしていま〜す!

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| 小言 | 02:38 PM | comments (x) | trackback (x) |
オルセー美術館のナビ派&さざんか
好天に恵まれた日曜日。
久しぶりに丸の内の三菱一号館美術館に出かけました。

パティオは既に新緑が美しく、お決まりのムーアの彫像の前で記念撮影です。

今日の企画展は「オルセーのナビ派展」。
19世紀末ジャポニズムがヨーロッパを席巻して、多くの芸術家達が日本美術からインスパイヤされた作品を残しています。
ナビとはヘブライ語で「預言者」の意味。
「カーナビ」なんていうのもここからきているんですね!ナビゲイションという単語自体が。
印象派もジャポニズムが背景にありますが、ナビ派のほうが日本かぶれをストレートに出して隠さない!
この動きの中心人物ボナールなんて「日本かぶれのナビ派」と呼ばれて喜んでるんだから(ホントに喜んでいたのだろうか?)
輪郭線をはっきりと、補色の対比などの色彩効果を大切に、余白を効果的に、そして歌麿、国芳や国貞がしたように女性と猫を描くetc…

ゴーギャンから影響を受けた若き才能溢れる芸術家達が前衛志向で集まったのが、ナビ派、自らをこう呼んで始まったようです。
ナビ派に共通する一種不穏な空気感が如実に現れる、「黄色いキリストのある自画像」です。
彼は自分に心酔する一人に「その木が黄色く見えるなら、黄色く塗りなさい。それなら影は青だな」と教示したようです。
心が観る色を塗る近代絵画の魁ですね。

マイヨールの「女性の横顔」。どこかしら、高山辰雄の世界じゃありません?
美しいですね〜たっぷりとった余白がマネにも言えるけど、雄弁です!
色彩バランスが絶妙!限りなく装飾的!これぞナビ!!



セリュジェの「タリスマン(護符)」。
其のタイトルのように、これこそが新しい絵画世界!ナビ派藝術という自負を表す作品です。
この小作品に思いと新しい要素が全て込められているという、メッセージ性が強い特別なもの!




ゴーギャンに心酔するウ゛ユイヤールの「八角形の自画像」はこれぞナビ!の色使いで、画家の自信を垣間見ることが出来ます。
黄色い髪にオレンジの顎鬚。心が塗りたい色塗った結果でしょう!

2014年に同館で開催されて、静かな反響を呼んだ「ウ゛ァロットン展」。
この度は肖像画2点と、この「ボール」が展示されていました。
無心にボールを追いかけて、今まさに森に入ろうとする少女に、見守っているのか立ち話に興じて少女の存在を忘れているかのように見える成人女性二人。
この不思議で不安定な構図は、実は2枚の違う角度で撮った写真を合成して、それを参考にしているからこそ生じる不思議な空気感なのです。
長い影が少女を追いかけるように書き加えられているのも、不穏な雰囲気を醸し出しています。
森にはペドフィリアの男が隠れていて、行為の後に少女を始末する穴も掘って待っているのかも?
この作家の世界観に触発されてSolaが書いたのはペドフィリアによる連続幼児猟奇殺人事件!
不埒で毒の有る歪んだ世界、今は現実がドラマを超えて書く身は複雑です。

素晴らしい内容でした。
ポスターにもなったボナールの格子のドレスの可愛い少女と猫の作品も良いけれど、ヴァロットンにノックアウトされて会場を出ます。
本当にイマドキの気候は最高ですね!
タクシーでホテルオークラ東京に向かって、鉄板焼きのさざん花でお食事。
ちょっと風邪気味でしたから、シャンパンとステーキで抗生剤かわり!
美味しかった〜
明日は直ってるはず!


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| 小言 | 01:58 PM | comments (x) | trackback (x) |


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