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  2007年11月30日

本日はエスト ウェスト オークション社の来年の合併前の最後の自社オークション日です。Post-War&Contemporary Artというテーマで215点の美術品がかけられました。A.ウォーホールやJ.ジョーンズ、K.ヘリングなどの大御所から草間ヤヨイ、村上隆という人気作家、はたまた天明屋 尚などかなりユニークなもの、イ・ウファンを始めアジアンアーティストで市場価値が安定しているものなど、幅広く登場して6時にスタートしたのが結局熱気あふれる競りで夜中の11時までかかって終了しました。そして数多くの名画の中でもこのたび特記したいのは、2005年5月31歳の若さで亡くなり約200点の遺作を残した石田徹也の「無題」が出品されたことです。無機的で心の中の闇を淡々と描いたこの作品を前にしたときの私が感じた得体のしれない恐怖感と悲しさは説明しようがなく、昨今アートから感じる事が出来なくなった計算のない献身や狂気、毒をいっぺんに見せられてたじろぎ、焦燥し、やがて金縛りにあいました。やはり落札価格は高騰し、400萬円以下から始まってとうとう最終値は5900萬円までつり上がったのです。決まった後は会場から盛大な拍手が湧きました。命を削るように描く作家の生前の姿を思い浮かべながら、ペシミスティックな作風と明るい拍手に違和感を覚え、でも一方決して幸福ではなかったであろう彼の3回忌の今年に世に出た作品が評価されたことに安堵を覚えます。こんな出会いがあるからオークション通いはやめられません。A.ウォーホールの猫の絵が好きな私はパドルをあげようか迷いましたが熱狂的なファンに値をつり上げられ、手が出ませんでした。あまりにも有名なマリリンのシルクスクリーンを画集から撮影したらシュールになったので載せます。私たちはオークション終了後遅い夜食をとりに白金のBucoに出かけそこで解散しました。エキサイティングな月末でしたが、もう明日から師走です。例年以上に目の回るような忙しい毎日が始まります。年賀状が間にあいそうにありません。遅くなったらごめんなさいを先に言わせて頂いて、あ〜もうそういってるうちに12月に入りました。今夜は葉山でFM HAYAMA主催のオペラ鑑賞です。本当に閑中忙忙です。

 

    シュールっていうか、ピンぼけというか、ご判断に御任せします。
 
  2007年11月28日

この日はエビスガーデンプレイス クラブでJANZの臨時理事会があり、その前に理事の1人とウィスティンホテルのラウンジで待ち合わせして軽い食事をしてから現地へ。私はお恥ずかしいことにお腹が空きますと発言が過激になりがちなので、大事なミーティングのまえは必ず軽くお食事することにしています。禪僧にはなれませんね〜。クラブは当然会員制でそこでお食事をしますと会議室の使用量は無料となります。議題が進み7時を超えると係のヒトがメニューを持って注文に来ました。私は先に食べているのでサーモンサラダとドラフトビヤーを注文して会議続行。8時半ころ済むとまたウィスティンホテルのバーへ移りカクテルを飲んで帰宅します。つくづく思いますが都心って本当に便利!そしてお洒落して出かけられる場所が沢山在るので老けない気がします。週末は自然に触れてウィークデイはアーバンライフを楽しめるような生活が続けられたら幸せ!そのためにもきちんと楽しくお仕事しなくっちゃと酔った頭で考えました。

 

 これは炉開き椿という素敵な名前の椿です。うちの茶庭に今年植えてもらいました。
 
  2007年11月27日

さて今週も開けて間もなくから飛ばします。26日には打ち合わせが入り、27日は友人からの招待で講演会へ。「演題は教えられないけど絶対ためになるから来たほうがいい」と言われ麹町へ。凄い講演者でした。大企業の社長会長に信奉者が多く、驚いた事に外資系の方々も見えておられました。それでその先生にご講演後、演台から降りるやいなやお声を掛けて頂きびっくり!「お嬢さん今日の講演いかがでした?」う〜んお嬢さんはいい!みのもんたさんはお昼の番組で80歳の女性にもこう話しかけていますが私の場合は本当にそう思われたに違いないと勝手に喜びお話させて頂きました。先生のお名前は林徳彦氏です。聴衆を素直な気持ちにさせる天才だと思います。

 
  2007年11月25日

24日はDNAの今年最後のオークションで、築地のセーリングルームに向かいます。前半は宝飾品、後半は絵画でした。この会社の凄いところは日本画からコンテンポラリーまで幅広く最高級品がかけられるのが評判で会場はそれを知って有名なコレクターやプロも集まる事です。宝飾品もアンティークからハリーウィンストン、ショーメ、ブシュロンなど世界の超一級品があると思うとアコヤ真珠の美しいデザインのブローチやネックレス、指輪などが手の届く価格で出されるなど目的に合わせて参加すればとても楽しめますし、目も肥える事でしょう。TVでおなじみの○○夫人も参加しておられました。

さて翌日は目白の椿山荘で不白流秋の師範披露茶会でした。来春師範になる社中の星野有寿加チャンにイメージトレーニングをしてもらうために連れてその他林さんや杉原先生も参加しました。当日は日もよく結婚式や七五三の披露宴がめじろ押しでとても華やかな雰囲気です。最初は目的の師範披露席に入り、次に名茶室「残月」へ。私が正客を仰せつかり、務めました。この部屋は当流最高位の庵号を頂い方々のご披露席です。その後音羽の間でお薄を頂いた折は池の水面に写る紅葉も楽しめ最高に素敵な晩秋の集いでありました。新師範の皆さん、おめでとうございます。これからは日本文化発信の強い担い手として励んでくださいね!期待してます。

  まずはロビーで記念撮影。左から有寿加チャン、Dr.杉原、私、林さんです。   
    披露席に向かう途中で見つけたアレンジ。微妙な和洋折衷でしょう。
           コパさんがいたら何処に置くでしょう?

 披露席の床の間。寿の一行に青磁の香合、下蕪の花入れには白玉椿と照り葉が綺麗。

 新師範のお点前者。緊張する姿が初々しいでしょ。私もこんな時代あったのかしら?
              道具組を表した会記です。
       残月の床飾り。利休座像の掛け物に、三ツ具足です。
  高麗卓に輪島の棗、桶側の水指にこーち(ちという漢字がPCにないので)の蓋置
        音羽の間に向かう途中の橋の上で有寿加チャンと。
  音羽の間の一行。古今に二路無しと読みますが、一路が見つかれば幸せですよね。
         青磁の砧に西王母椿と照り葉、寒竹です。
 
  2007年11月23日

「勤労感謝の日」の今日は今年の「二の酉」当日でもあります。そこでいろいろ2時には切り上げて支度して早速浅草の鷲神社に出かけました。連休初日、それから今年最後の酉の市、重ねて好天に恵まれて大変な盛況でした。警察が出て進行を制限しているのでまるで初詣のようでした。去年の「かっこめ」(鷲神社オリジナルの熊手)をお返ししてからお祓いをして頂いて境内に入り、少しづつ進みます。途中都知事や芸能人のオーダー熊手や文化社の熊手の「お尻食いつき虫?」のついた熊手など、眺めながら本殿にたどり着き今年のお礼と来年のことをお願いして新しい「かっこめ」を購入したら、なんと待っていたかのように近くにアトリエを構える高名な銀工芸家から携帯電話に連絡がありました。あり得ないでしょ?だってちょうどお参りを済ませて会う約束もしていないのにそこから歩いて行ける距離に済んでいるヒトから連絡をもらえるなんて!これは何か運命だからお会いしなくてはとお誘いのあるままアトリエに向かいました。久しぶりの再会だからとベネチアのアンティークグラスに注いだシャンペンで乾杯して、宝石のようなチョコレートをつまみながら楽しい会話をかわしました。江戸っ子でシャイな絶対偉ぶらない、そしてかなり面白い方なのでもっと長居をしたかったけれど久しぶりの再会なんて短くて物足りない方が粋!と江戸っ子でもないのにチョット格好よく「ではこの辺りで失礼します」と言うと「送って行ってあげる。どうせ方向音痴でしょ」と読まれてしまいました。夜道を肩を並べて歩きながら「今夜は満月ですね」というと「十五夜以外の十六夜も十三夜も日本独特なんだってね。ところで今日の月は左頬が少しこけてるから正確には満月ではない」とあっさり否定されてしまい、「相変わらずですね」というと「あなたにだけは悪いけど言われたくない」と返されました。こっちだって同じだ〜!ったく!

     
 
  2007年11月22日

お待たせしました。月に一度のお香の御稽古です。お香自体の素晴らしさは言うに及ばず、でも常に私たち仲間同士で楽しみにして期待に胸膨らませるのは八雲会の名物会員古川多恵子さんが今月は記録紙にどのように改名して記すか、そしてその名をテーマにしたこのたびの装いは?ということなのです。でこのたびのお魚名はご宗家からのご提案で「ふぐ」となりました。「ふく子」さんの装いはこんな具合です。

さてこの心はお分かりになりますか?「ふぐ」転じて「武具」だそうです。最近ひねりに磨きがかかっておりますからこちらも頭を使わなくてはいけません。

     帯の柄に続き足袋の柄。「ふぐ」転じて今度は「おたふくのふく」。
      ここまでやるか!長襦袢の柄も「ふく」のオンパレード。
そしてこのたびの私はクリスマスを意識して襟にクリスマスリース、帯揚げにツリー、帯はオーケストラの模様です。ひねりが無いから誰にでも分かっちゃいますね。
 
  2007年11月21日

今週も開けて新しい日本文化の提案プロジェクトの打ち合わせが相次ぎ、忙しい日が続きました。そんな中でい嬉しいことに庭園美術館の「ティファニー展」を鑑賞する機会に恵まれ、晩秋の庭園も散策出来ました。ここで思い出したのが渡辺淳一さんの短編小説「水曜日の朝」です。月曜日から開ける一週間のうち、お勤めの人たちが一番起きるのが憂鬱でやる気の無くなるのが水曜日だそうですね。そこでそんな世の男性諸氏の憩いの場という意味で付けられたバーの名前がこのタイトルです。チョット違うけれど水曜日の私はおかげさまでこの素晴らしい環境とゴージャスな展示品とご一緒した方の細やかなお気遣いで憩いました。一カ所鮮やかな紅葉があったのでその前で撮影です。この日は毛皮が離せないほど冷えたんですよ。

 

 
  2007年11月18日

本日は目白の蕉雨園(しょううえん)でお香会です。鎌倉の八雲会も席持ちでしたのでお香元役で参加しました。第一席目に私のお客様が大勢見えたのでその席でお手前することとなりました。少々早めの冬至香で香名もゆず湯、全て当てれば一陽来復など季節感あふれるものでした。お手前中の写真は撮影出来ませんが、終わった後でお友達と撮影したものはこれ。右からエンキさん、村上良子さん、私の左は熱田さんです。カナダ人のエンキさんはこれ以降の全ての席で全正解の好成績を納め、御家流の人たちの間でかなりの評判になりました。

 成績を記した記録を頂いたので披露して記念撮影です。彼は気を良くして今後日本人の女性と結婚して出来た子供にはお香を学ばせると公言していました。  
 その後の席でも香組を当てて記録を頂いています。今度は表装して床の間に下げると言っておりました。子供や孫にも自慢すると言っておりましたが、独身だからまず理想の大和撫子探そうね!        
ここから少し「お宅拝見」です。ドイツ製のするガラスのシャンデリアや屋久杉の引き戸など絶妙な和洋折衷をお楽しみ頂けます。「武者隠しの間」なんて面白いですね。
玄関の前で記念撮影です。私たちはこの後フォーシーズンホテルに出かけ喉を潤そうと考えましたが、結婚式や七五三のパーティが多いこの日はどこも満席で、結局直接次の目的地、表参道のレストラン「うかい亭」に向かいます。
    三名で並ぶと綺麗な二等辺三角形ですね。皆様お疲れさまでした。
 
 
  2007年11月16日
昨晩は予想通り盛り上がりました。六本木で毎週第三木曜日に行われる「三木会」の運営委員会に出席した後、例会では飛騨牛やボジョレーを意識したモッツレラチーズソーセージや野菜料理、ワインや地酒等を楽しんだ後移動して、この寒さの中オープンテラスでシャンパンを頂いてからTAXIで一路白金のワインレストランへ。リンク集にも登場する「香土」がそれですが、15日の12時に樽を開けて祝った後とあって、店内はお祭りモードの峠を越して落ち着いて味を楽しめる静かさでいい感じでした。食事は済ませた私たちですがそれでも白トリュフでパスタを作ってもらったり、数種類のボジョレーとともにフランスの旬の食材も大いに楽しみました。

 

   これは三木会で。この格好でタイトル茶道家の名札は誰も信用しませんね。
         2杯目のこのボジョレーはとても美味しかった!
昨夜のリポートが片付くとやっと16日のことが書けるわけですが、実際珍しく二日酔い状態で使い物になりません。でも午前中は書道のお稽古、午後から表参道でミーティング、帰りにトルコ料理の屋台を見つけたのでケバブを買って帰りました。サービスでローズヒップのジュースを付けてくれましたが、期待以上に美味しかった!次はトルコライスに挑戦しようっと!こんな出会いがいつもあるから東京って大好き!!
 
  2007年11月15日

今日はボジョレーヌーボー解禁日!バレンタインデー同様、業界が販促のために煽っていると分かってはいますが、ここは好況牽引のため私は踊るのです。というかただのお祭り好きです。今晩もおそらくお洒落でアセトアルデヒトがヒトの10倍はある愛すべき友人たちと祝うことでしょう。このリポートは二日酔いの加減によりますが、明日以降になるでしょう。また今朝の日経に面白い記事がありました。わが社中の中澤さんの会社「中沢フーズ」から1本なんと5000円する高級牛乳「おとなの牛乳」を発売するのです。夜明け前に搾った生乳をすぐに殺菌に回し、牧場の搾り立ての味が楽しめるというものでした。12月20日まで週20本限定で販売するそうです。乳を搾る時間まで指定するのもこの高価格も前代未聞なようです。夜に搾った乳はメラトニンを多く含むところから今問題のストレスによる睡眠障害に良さそうだと記事は締めくくっていますが、ワインを飲み過ぎた後の覚醒状態にも欲しい一本かも。つまり今晩から必要ですね。詳しく知りたい方はこのページのトップに戻ってお茶を飲む不白のムービーをskipして「和ごころで磨く凛駆集」の中から中沢乳業を選んでクリックしてください。「おとなのクリーム」というのも同時発売したようですよ。

 
  2007年11月14日

今朝は書道展の受付当番で勘違いして展示場に30分も早く到着してしまいました。そこで同じビルに高輪図書館もあるのでチョット寄って「桃山・江戸のファッションリーダー」という洒落たタイトルの本を借りて会場を開けました。一緒にお当番の書道教室の仲間の丸山さんと輪墨会代表で私たちの先生、田中逸斎先生が見えるまで読書です。ところで江戸のファッションリーダーは男性ならお小姓さん、女性なら遊郭の遊女たちだったようです。挿絵や屏風絵の写真も沢山挿入されて分かりやすいし、「男色大鏡」や「好色一代男」など愛すべき古典が多いに引用されて魅力ある本です。因に我が流祖川上不白も太夫の社中がいたほどの人ですから粋な格好で目立っていたのではと思います。流祖に倣って「傾いてこそ芸道」は私の茶道観でもあります。さてそんなことを考えながら待っているとまず田中先生が入室され、次に丸山さんが到着しました。約2時間のつとめなんてあっという間です。終了した段階で自分の作品の前で記念撮影です。田中先生と写っているのは丸山さん。私はお酒に限らず人生酩酊して最高の瞬間を見逃さないように常にほろ酔い気分をキープして終わりたいという思いで「酔」という字を選びました。先生に作風が変わって優しくなったと言われましたがこれってどういう意味?

    丸山さんの「一碧」という文字と額装がとっても合っています
 
  2007年11月13日

午前中に笹川記念会館で用事を済ませて、午後から家でお仕事。それで夕刻からJANZの名物会員田辺さんのお誘いで四谷の駅前ビルで日本モロッコ協会主催、大使館協賛で「モロッコの夕べ」というパーティに出席しました。モロッコは一度は行ってみたい国の一つで強烈にエキゾティズムを感じます。クスクスに限らず農業国ですから豊かな食材を使った様々なお料理が大使館のキッチンから運ばれ、モロッコワインやビール、そしてこくがあって美味しい焼き菓子にミントティまで十分に楽しめる内容でした。ベリーダンサーも一流で近く田辺さん撮影の写真が届きましたら改めてご覧にいれます。勿論大使もご参加でした。それから抽選会が凄かった!私はなんと2等をゲット!この次に写真とともに内容をご報告します。実は現物はまだモロッコなので手元にないのです。この賞品のおかげで来年のモロッコ行きを予定しなくてはならなそうです。誰と行こうかな?

 
 
  2007年11月12日

そうそう昨日「輪い輪いまつり」で岐阜のブースで県事務所の方々とお目にかかり、毎年私はこの場所で岐阜名物の「富有柿」を買うのが定例でしたが、皆様ご存知のように今年はここでブースが開けるぐらいの量の渋柿が冷蔵庫を占拠しており、はてと迷いました。実際渋柿は再来週にならないと甘くならないし、大好きなので食べ始めるとすぐになくなってしまうのでいくらあってもいいのですが、2週間は断柿(こんな言葉あり?)して出来上がりを最高に楽しもうと代替え品としてフルーツ好きの私はぶどうやリンゴを購入したばかりでした。他のものをと物色していたら担当の方が察してこの湯の花をくださいました。家に帰ってお湯にいれたらこれがとても暖まってお肌もすべすべでお勧めです。湯冷めしません。入浴中の私の写真は営業妨害になるといけないので、載せません。詳しく知りたい方は観光連盟のHPをごらんください。http://www.kankou-gifu.jpです。パッケージはこんな感じでこれは15gの小袋です。

 
  2007年11月11日

茶懐石教室教室に続くとあって、集まりの少ないお稽古となりましたが、93歳のドクターやお点前マスターに燃える森さんは元気に通って見えました。お稽古が済むと私たちは港区のお祭りに参加。うちから2分の場所に高輪コミュニティセンターという施設があり、そこで「輪い輪い祭」というのが開催され、全国各地から名産品が集まって即売されたり、お茶会や絵画や書などの展覧会、似顔絵のコーナーや屋台などもあり親子で楽しめる企画です。私は書家の田中逸斎先生の門下で「輪墨会」に所属してますので、まずは自分の作品の展示されるコーナーに向かいます。今年は「酔」という字を書きました。先生に御任せした表装が良かったせいか自分の手元から離れて洗練されたようです。それから会場を離れてタクシーで一路プラチナ通りへ向かいます。今週の15日にお誕生日を迎える杉原先生に何かお祝いがしたかったので、ケーキが美味しくて評判のカフェへ行くためです。まずはシャンペンで乾杯してからキャンドル付きのケーキが届きます。予約をしていなかったのでいきなりワンホールのケーキは用意できないといわれたから小さいものでしたが、それぞれ好きなものを注文したから満足でした。先生の年齢分だけは(94)とても蝋燭は立てられませんでしたが、「ハッピーバースデイ ディア ドクター杉原」の合唱が済むと蝋燭の火を吹き消して楽しげな先生は、ナイキのコートを着ています。やっぱり若い!

   お酒飲めないはずの先生がこのシャンペンを飲み干しちゃいました。
 
 
  2007年11月10日

例年季節を変えて行っている茶懐石のマナー教室を六本木の茶寮あら井さんでいたしました。炉開きの時期でもあり、海老や鯛のお祝いの魚やそろそろ美味しくなる鴨の治部煮など、味といい器や盛りつけといい量といい、何一つとっても申し分のないものでした。近く表千家不白流の唐物盆天の伝授式に出席して茶懐石を頂く星野有寿加チャンをリハーサルの意味で正客にして、挨拶の仕方、一つ一つの料理の頂き方を八名のお相客が同時に学びます。この日はかなり激しい雨でしたので蹲踞の作法は省略しましたが、小雨なら行う予定で大きな露地笠も用意して風情たっぷりでした。 また今回は男性の参加者が多いのを見て、女将さんがお酒に熊本の「美少年」を選んでくださったり「元美少年」の紳士たちもその心配りに感激の一幕もありました。

           床の間の一行と曽呂利にいれた紅椿
        この記念撮影のあと2名の男性が到着しました。
                 本日のお献立
 
  2007年11月8日

和裁のクラスでまた浴衣を縫いかけ(夏から)家に戻って着物に着替えて田町の料亭にお呼ばれです。本日は立冬ですから雪輪の根付けや織部グリーンの履物で季節感を演出しました。主催者の三隅さんは今年の6月まで長きにわたり(社)日・豪・ニュージーランド協会の理事をつとめた方で協会のお顔でした。私は三隅さんのご推薦で理事を仰せつかったのです。何カ国語も流暢にお話になり、世界のロイヤルファミリーから経済界の方々まで幅広く交友関係のある希有な日本人でらして、私たちは敬意を込めて「協会の歩くプロトコール」とお呼びしています。英語だって王室を抱えた国の言葉ですからクラスは歴然とあるもの。陛下がご臨席のパーティでのMCを何度も経験させて頂きましたがその都度失礼がないように、三隅さんに原稿の最終チェックをお願いしています。私には父親のような存在で、師であり、陽気でお洒落で食いしん坊の最高のお友達でもあります。新内、常磐津、ビールと徳利の鼓の競演と沢山宴会芸も見せていただきました。かなりお月謝を払ったに違いない素晴らしいものばかり、どうぞまた見せてくださいね!

本日の御献立はこんな具合でした。美味しそうでしょ!

 
  2007年11月6日

今日はインドから2ヶ月ぶりに帰国した山田さんのための振替稽古日です。風炉の頃に発って炉開きに戻った山田さんは勇敢にも米棚でいきなりお点前をしました。御稽古の前にはお向かいのお家から頂いた渋柿を焼酎で完璧に甘柿に替えたものを白ワインで食べるとこれが美味!大喜びで翌朝お目に掛かった折にご報告したら、また枝ごと採って実をもいで届けてくださいました。今年風邪を引かなかったらお向かいの皆様のおかげです。さて御稽古に話を戻しまして、壷飾りのお話や床の間初め道具の取り合わせの話、御茶壺道中や献上茶のエピソードなどをご説明して東、お客とこなして本日も今月初めての出席の山田さんのためにお菓子は「猪子餅」と致しました。さて私たちは稽古が済むと魚籃坂のお蕎麦屋でビール、日本酒と開け、鰊の甘露煮やシラスおろし、鴨などをつまんでからメインのおそばを食べてそれぞれの家路につきました。下の写真はおみやげのゴールドのサリーと山田さんの最新刊です。御本の装丁はお嬢様の手によるものですが母子でこんなお仕事ができるなんて本当に素敵!

 
  2007年11月4日

昨日の御稽古の後、魚籃坂下のスパニッシュバールで美味しいお料理とワインを深夜まで頂いていたせいで夜のうちに茶室の片付けが出来ず、翌朝から始めました。そしたらどうでしょう!昨日の乙女が少し育って香り立つような艶かしさをみせてくれるではありませんか!美女は夜作られる。う〜ん、なんとなく待賢門院璋子の成長を見つめる白河法皇のような危ない気分。ふ!ふ!ふ!

 
  2007年11月3日

今年はごくオーソドックスに文化の日に炉開きしました。床の間は壷飾りをして、霜夜の月を友に面壁九年の達磨大師の画賛を掛け、花は西王母椿に雲竜柳を一重切の花入れに入れました。そして流祖川上不白が米寿(88歳)の時に考案したから米棚(よねだな)とか孤峰不白の禪号から孤峰棚(こほうだな)とか呼ばれている棚を使って、堀内宗心宗匠が「千代の友」と命名された古瀬戸の肩付き茶入れから海田曲巷氏作のお茶杓、「諾々」で山田和氏作赤織部茶碗にたっぷりと香り高い口切りの濃茶を入れて練ります。お菓子は勿論猪子餅。今年が亥年だからではなく、イノシシは安産で多産であることからお祝い事の口切りの日に用います。いつもお世話になっている高輪の玉川屋惣八さんの猪子餅はウリボウの背中の斑を黒ごまを使って表した香りも味も最高のお菓子です。口切りの由来や壷拝見の作法などのお話もしながら晩秋の聚月庵は今日も好日!

     菊の訪問着に母の鳳凰を織った帯と母の手組の帯締めです。     
     縁高の中には猪子餅が。蓋の上の黒文字は罰点ではありません。             
 宗羅先生の隣は苦手なんだけどな〜と杉原先生は94歳(15日で)の現役ドクター    
        もう開かんと紅に膨らむ乙女のような西王母椿
 
  2007年11月1日
早いもので今日から11月ですね。今年もラストスパートがかかってきました。お茶の世界では利休のいう「柚子の色ずく頃囲炉裏に」と在りますから、半年慣れ親しんだ風炉をしまって畳を替えて炉開きをします。実際は旧暦で言う霜月ならひと月遅れてもう少し冬枯れている筈ですが、現代にお茶を行う者たちの共通のジレンマで仕方ありません。また我が教室の口切りは11月3日の文化の日ですからこちらは後ほどご報告するとして、今日は以前ブログでご紹介した私の友人が企画したポータルサイト「マイフェアオヤジ」の第一回オフ会に参加します。普段はサイト上で交流するメンバーが美味しいお料理とお酒を楽しみながら直にふれあう機会です。パーティ慣れした大人たちの集いとなり、スタイリッシュな晩でした。唐澤さんはじめスタッフの皆様、お疲れ様でした。次回も期待しています。
      こんな格好で参加しました。また母の形見の大島です。
              主催者の唐澤さんと。
     唐澤家のマスコット、カエルの太朗クンもバルコニーから参加