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  2007年10月31日

本日はハローウィーン。アメリカ人に「で、今晩何するの?」と聞いても「別に」とエリカちゃん風に答えられてしまい、逆に「何するの?」と聞かれました。私たちの風習ではないし、やたら商機と回りが盛り上げているだけの感は否めませんが。せめてカボチャのマンダリンオレンジ色のジャケットを着て、黒いミニワンピースに網タイツ、小悪魔風(本人だけはこう思っている)に黒いニーハイブーツを履いて出かけました。でも最初の行き先が湘南で壷飾りを鑑賞する集いだったのでさすがに着替えを用意して。壷飾りの組紐の結び方もいろいろ在りますがちょっと珍しい、紐を痛めないための「紐休め」をご覧に入れます。来月の炉開きは流派によってセレモニーが変わるようですが、今年初めて口を切った茶壺の中から濃茶を奉書紙に絵を書くように出す様は古代の占のようでとても面白いですよ。

着替えて銀座にバックします。並木通りでちょっと面白いショッピングをして後は一路ニューオータニの久兵衛さんへ。お招きいただいた席はいかにも寿司職人といった宮永さんの正面でした。美味しいところだけテンポよく頂いたようで宮永さんに「選び方といい、テンポや量といい、じつにお見事でした」と嬉しいコメントを頂きました。気分いい〜。だから宮永さんのお写真も披露しちゃいます。

荒まさや〆張鶴といった日本酒ばかり頂いた後なので、チョットカクテルが飲みたくなり「Bar Capri」へ。マンダリンオレンジのジャケットを脱いで飲み直しです。食後なので少し甘めのものが欲しいとお願いしたら2007年横浜市長杯インターナショナル・カクテル・コンペティッション グランプリに輝いた「Wave Catcher」を作ってくれました。まるで本当にカプリ島の青の洞窟のような碧玉色の、美しくとても美味しいカクテルでした。というわけで私の今年のはハローウィーンはとても楽しいものでしたが、明日からもう11月ですね。今年もあと残すところ2ヶ月となりました。いい思い出づくりをしましょうね!少々酔って顔が壊れてますが、カクテルを見て頂きたいので写真をもう1枚。目尻の赤い線は皺ではありません。ハロウィーンように魔女メイクです。それから鼻の両脇の陰はサングラスの後です。念のため!

 
  2007年10月30日

 

6時から田町の料亭にご招待され美味しいお魚料理と今秋初めてのふぐのひれ酒を頂いて家に帰ればまだ9時半。メールのチェックなどしてから私が今一番好きなテレビドラマ、FOX TVの「Dr.House」を見ました。今晩も面白かった!そしてまた一つ英語の表現を覚えました。話術が巧みなことを「Silver tongue」と言うんですね。なぜGoldでもPlatinaでもないんでしょうか?理由知ってる方、どうぞ教えてくださ〜い!

 
  2007年10月29日

今日は98歳で亡くなった父方の祖母の三回忌で、横浜に向かいます。祖父はもうかなり前に亡くなり、同年1月に私自身父を亡くし、2年前のこの日は母の病状もかなり悪化して転院してましたから葬儀等は私が一切を行いました。本当にあの年は2人の身内を亡くし、寝たきりの母が心配な悲しくつらい1年でした。でも私が今こうして健康に暮らせるのもきっとあちらの世界から家族が見守ってくれているからと感謝し、毎朝遺影の前で手を合わせて感謝の気持ちと日々の出来事を報告しています。ほとんどB型の我が家はみんなそれぞれ勝手におしゃべりしてとてもにぎやかでした。信じられないかもしれませんが、私なんかは聞き役です。でもさすがに私が長い海外旅行から帰ってきたりすると話し好きたちは私にコーヒーをたてさせて(スピーカーは自らオーディエンスに奉仕するのが我が家流でした)時には私の時差ぼけにつきあってくれるかのように朝までトークショーを楽しみ、お土産を開けて、おしゃべりに興じるのでした。本当に懐かしく幸せな思い出です。で、話を祖母に戻しますと亡くなる98歳まで肌はつやつや、足が長くメリハリのあるナイスバディで社交家でした。明治の人って本当に凄い!出かける前にお向かいのご主人が「渋柿ですが、洗って焼酎にくぐらせて密閉すること、1週間。開けたら痺れるの覚悟でひとつ食べてみてください。成功を祈っています」と言って大きな枝ごと切ってくださったので一時斑唐津の大壷に生けて楽しみ、帰ってからご指導通りしてみました。来週痺れなければブログでご報告します。無かったら痺れたと思ってください。

 

 
 
  2007年10月27日

今月初めにお知らせしましたのでオークション業界国内売上高3位のDNA(ディスカバリーナショナルオークション)と5位のEW(エスト・ウェスト)社の来年1月対等合併のお話はまだ皆様のご記憶に新しいかと存じますが、そのEW社の特別オークションが10月27日に両社の協力のもとに華々しく開催されました。11時からスタートして800点をオークションにかける上、さらにカタログにも載らないかなり良いものが追加出品され会場をにぎわせました。間にパーティも別室で同時開催されてマスコミを含め出品者や各界から多くのゲストも参加し、TVでもおなじみの「分とくやま」の料理長野崎洋光さんのお料理に舌鼓を打って楽しみました。そしてまた今回も売り上げにワールドリコードを打ち立てたようです。プロが多く集まるこのオークションは良いものは正当な価格までつり上がって行きます。その上他社に比べてかなり売却手数料が安いので、出品者たちはダブルでとてもハッピーです。一方購入する側はやはり店頭やネットで流通する価格よりかなり安く購入出来ますからこちらもハッピー。それにオークショナーの采配も格好よくそれぞれ人によって個性的で長く見ていて飽きが来ません。また価格が競り上がるときの高揚感はやはり現場でしか体験できませんしね。私は出品者の隣に座りましたので緊張感と喜怒哀楽(正直喜と楽だけだけど)が伝わってよりエンジョイできました。皆様も機会がありましたら是非オークションにみえませんか?高いものばかりではなく目的無くても掘り出し物が意外に安く手に入ります。オークション当日にいきなり参加は勇気がいるので、まずプレビューショーを見てターゲットを決めるのが賢いやり方ですよね。それに普段から美術館へ通ったり、お茶会出たりして目を肥やすこともお忘れなく!そちらは私がお手伝いしますから。

左から私、木暮さん、出品者の村上さん、DNAの岩瀬社長、木暮さんのお友達です。パーティ会場にて。この日は台風でしたから着物は遠慮させて頂きました。

 
 
  2007年10月26日

さて今朝も日経から。タイトルは「猫カフェ 男も癒す」。コーヒーや紅茶を楽しみながら猫と気ままな時間を過ごせる[猫カフェ」が吉祥寺に登場!「アメリカンショートヘア」や「ロシアンブルー」など12種類の猫たちが接客係でお客にジャラされたり写真撮影に応じたりと忙しいようです。利用料金は平日で最初の30分がワンドリンク付きで500円で、延長が10分おきに120円とか。世の産業のうちサービス業の企業努力、イノベーションの早さには特に注目するように、というのが父の口癖でしたが、とうとう猫まで登場するとは。考える人は素晴らしい!ニーズは確かにあると思います。マンションでペット飼えないけど猫をだっこしたい人、絶対多いと思います。私自身は猫のストーカー君がおりました。道ばたで声をかけられ、返すと気に入られたようで家まで同じ歩調でついてきてその翌日から毎日家に遊びに来るようになった雉虎のトラ君です。エルメスの赤い首輪付けてかなりのハンサムでした。でも後で知ったのですが猫ってお気に入りの家を7件持つんですってね。さてこの写真は我が家のバスルームにあるマスコットの3匹です。偶然ですがやはり吉祥寺のショップで箸置きに使ってと友人にプレゼントされました。両親と私が食卓でこの箸置きを前に座るのを想像すると面白いからと言ってくれたのですが、やはり○○キチって変わってますよね。でも可愛いでしょ!

それから今朝ダイニングテーブルに飾っているバラがムンクの叫びに似ていると思い、思わず撮影してしまいました。Don't you agree?

 
  2007年10月25日

今晩は十五夜。そして今日はお香のお稽古のため鎌倉に出かける日です。思った通り組香はお月見に因んだものでした。2種類のお香のうち一つだけ試みに聞かせて頂き、その後は名前を伏せて3路回ります。その3香の組み合わせによって「待月」や「水上月」やら「夕月」など美しい命名がなされおり、その中から選んで手記録紙に書くのです。また次も3香が回り、同様に記します。試みを入れると7香も聞ける贅沢なものですが、記録紙には「水上月」「有明の月」と言った具合に数ある組み合わせの中から2種類選んで書き入れます。実際本日の正解は上記2種でした。ご説明しただけでは分かりにくいかもしれませんからご関心のある方は1度お香会に参加されるといいかもしれませんね。お香のお集りの魅力の一つにとてもユニークな方々がお集りということを前回お話しました。ハイ今月もしっかり鯛子さんじゃなかった、今月は6日に行われました伊勢神宮のお香会に因んで改名した海老子さんがチャンと期待に応えてくださいました。帯は大黒様、根付けはうちでの小槌、そして足袋まで伊勢エビでした。お友達の河竹良子さんも十五夜のお月様を眺めるウサギにご自分のお名前から竹の模様のつづれ織の帯に帯締めも竹の柄を組んだ素敵なお取り合わせです。お二人ともお奇麗なのに後ろ姿だけでごめんなさい!お太鼓が今回のメインテーマを表していたもので‥。

それからお稽古が済んだ後のお茶の時間に奥様が先日いらしたヨーロッパ旅行のお土産にオイルサーデンのカンズメそっくりのフランス ニースの名産のチョコレートなどをごちそうしてくださいました。鰯のチョコレートを狙うように伊勢エビが登場しますが、これが海老子さんの本日の足袋でした。
そして最後に本日の私です。母の形見の白地に紺の紅葉の鬼縮緬の小紋に秋の草花や月見のウサギを織った紺地の綴れ帯。そして濃い紫と白の帯締めには源氏香の柄も組まれています。でも今日のポイントは濃い紫の鬼縮緬の半襟にトンボのブローチです。チョット自然に止まった感じでしょ!でも早速海老子さんに読まれてしまいました。「今日は香組を当てて勝負に出るつもりですね」なぜならトンボは昔から「勝ち虫」と呼ばれていますから。  (この写真はお稽古する和室の下のショップで撮影しました)
 
  2007年10月23日

今朝の日経の「春秋」を既に読まれた方々は多いと思いますが、素敵だと思われませんでしたか?この新聞の読者層に「後の月」を愛でる日本人の風流を知って頂くことはとても大切だと思います。まさに今夜がその十三夜。豆名月とも栗名月ともいわれる今宵聚月庵では岐阜の川上屋さんの栗きんとんでお茶を一服いただいて「後の月」の由来などをお話した後、恐らく深夜まで近くで月見の宴ということになるでしょう。八月十五夜の名月に対して陰暦九月十三夜を「後の月」と呼ぶ由来はチョット古い話ですが、村上天皇の天暦七年(953)の月見の御宴が朱雀先帝の回忌に当たったため1月遅らせ九月十三夜に行ったのをはじめとします。完全な満月ではなく少し歪な形を愛でる心を徒然草の137段「花は盛りに月は隈無きをのみ賞するものかは」といい菜根譚では「花は半開を看る」と言っています。そしてこのたびの「春秋」では「完全形よりいささかの過不足に味わいを求める。美は乱調にあり。陰影礼賛に通じる美意識が十三夜の月には隠れているようだ」と結んでいます。書いた方にお会いしたくなりました。では最後に 月見を彩る我が家のウサギたちの一部をご覧ください。

 

 
  2007年10月20日

朝から最高の秋晴れで気持ちよく目が覚めて稽古の支度に取りかかりました。いつものお花屋さんがウメモドキや照り葉の枝もの、紫の孔雀草など、茶室用の花を届けてくれたのでリビングやダイニング、玄関に飾る花を求めて魚籃坂を下ったところの花屋さんに出かけました。お茶の道具もそうですが、名前(お茶では銘なんていいますが)って大切ですね。ダリアに上昇気流っていう縁起のいいのがあったので暖炉の上の棚に飾るために大量に購入、合わせて大好きなオレンジのダリア「サンセット」やマンダリンオレンジのバラ、トルコキキョウやワレモコウ、モーブの虎の尾などかなり華やかな取り合わせで両手に抱えきれないほど買って帰ると今度はお待ちかね、18日のブログでもご紹介しました中津川の栗きんとんが届くではありませんか!もう秋の贅沢独り占めって気分で生け花を始め、道具を取り合わせ、着物に着替えました。今日はぐっと粋に泥藍大島の着物に秋の草花や名月、ウサギなどを紺地に織り込んだ帯にアクセントとして祇園の安藤孝子さんからプレゼントして頂いた帯締めと帯揚げを締めました。このコンビは祇園のドン、安藤さんが「困った時のこのコンビ」といってくださったものでどんな着物と帯にも不思議になじむものです。懐中時計も紺色、根付けは母の手製のスワロフスキービーズの赤とペアの指輪もカクテルリングのようにしています。勿論お茶のときは外しますが。また本当は今日の草履もお見せしたかった、このたびの取り合わせの主役級です。半襟もかなりアーティスティックなんですよ、じつは!それでお稽古はお点前デビュークラスで私も初心に帰ります。川上屋さんの栗きんとんについては偶然今日の「日経プラス」に特集されていました。タイムリーでした。

 

チョットこの写真クラブのママ風ですよね。この背景は我が家のホームバーですからそう見えても仕方がありませんが‥。さてお稽古の後、社中の森さんと一緒に近くのギャラリーに帽子の展示会を見に行きました。私は和服だったので森さんに替わりに冠ってもらっています。可愛いのでここに公開します。では皆様も楽しい週末をお過ごしください!
似合うでしょ! 蝶々が抜け出て穴もあきました。
 
  2007年10月18日

毎月第三木曜日は六本木の駅ビルの最上階で三木会の例会です。これは岐阜県の梶原前知事が作った交流会で、岐阜県出身でなくても県に何かしら貢献した人たちを招いて岐阜県の特産の美味しい飛騨牛初め様々なお料理や銘酒を紹介する貴重な機会です。会費制ですがお土産もあって、今回は栗おこわの食材セットでした。栗と言えば私は岐阜の恵那峡の栗を使った川上屋さんの「栗きんとん」が大好きで毎年10月には結構大量に取り寄せてお稽古やギフトとして利用し、とても喜ばれています。さて今夜はまだまだ若い内モンゴル出身の力士に出会いました。四股名は「蒼国来」(そうこくらい)といって由来は井上靖作「蒼き狼」の国から来たということです。4年前に来日し、本年5月場所では三段目全勝優勝しました。この11月福岡場所で勝ち越せば十両昇進となり、いわゆる「関取」の仲間入りだそうです。一緒に記念撮影しました。何かまだあどけなさが残っていて応援したくなるタイプですね。内モンゴルの仲間は少ないから寂しいと思うけど、どうぞ頑張ってください!

 

 
   
   
 
  2007年10月11日

10日は湘南の海を見ながらお茶会、そして今日木曜日は午後から和裁のお稽古です。夏に入門してからいきなり浴衣に挑戦させていただいたのは良いのですが、休みがちで秋深まった今でもまだ形にならず来年の浴衣パーティで着るのを夢見ながら縫い続けています。出来上がるとアロハ柄のとてもエキゾチックな面白いものになりそうなので途中でめげずにがんばるつもりです。さて今日また西王母椿が咲いてくれました。次々と蕾みが膨らみ毎日とても楽しみです。お茶をしているのですから当然と言われればそれまでですが、最近特に花や木々の日々の成長が愛おしくてなりません。年のせいかな〜。奇麗に咲いてくれると「有難う!」しぼんできたりするのを見ると思わず「もうちょっとがんばって奇麗な姿を見せてね」とか、枯れて地面に散っていたりすると「本当に有難う。また何処かで会おうね!お疲れさまでした」なんてお花に向かって話しかけているのです。きっとご近所は変な人とか、可哀想に、本当は孤独なのね〜とか同情しているかもね。えーどうせそうですよ!

 

   
   
 
  2007年10月9日

好天気続きだった連休も終わってやっと世間も本格的にお仕事モードに戻ったようです。休み明けにいきなりとてもキュートなママのフリーライター五十川さんと麻布十番のイタリアンレストラン「ラ ボエム」でランチという幸せな機会に恵まれました。五十川さんは東京文花座の記事インタビューで拙宅にお越しいただきました。とても気持ちよく話を聞き出してくださる素敵な女性です。ハロウィーンも近いので私は黒いニットワンピースにマンダリンオレンジのコーディロイジャケットを羽織って参りましたが、五十川さんもお誕生石の大きなトルコ石のペンダントをシンプルなトップに会わせてとてもキャリアを感じさせられるお洒落でした。それでそれぞれ昼のコースを注文した上このレストランに来たときには必ず注文するシーザースサラダと釜焼きローストチキンを頼んで、次も仕事だからあまり飲めないと断る五十川さんの分もチキン用にとグラスの赤ワインをお願いしました。なぜならワインの名前が気に入ったのです。ハロウィーンに合わせて「悪魔の蔵」だったかな?ワイナリーのオーナーがその昔あまりの美味しさに雇い人たちが夜な夜な盗み酒をするのでこの名前をつけて「この蔵は悪魔のすみかだから入らない方がよい」と脅かしたのが始まりだとか。イタリア語では「カッシェロ デ ディアブロ」となります。イタリアワインって命名が絶妙ですよね。以前五木寛之さんと塩野七生さんの対談で話題になった「地獄の業火」だったかそんな名前のワインをいつかは一緒に焼かれてもいい人と飲んでみたいと願う私でした。

 

 
   
   
 
  2007年10月6日

今週も六本木ヒルズの記者会見からスタートしてよく日は逗子でお茶会、木曜日は和裁のお稽古の後麻布で打ち合せ、金曜日も書道のお稽古の後にJANZの臨時理事会出席のために目白とよく移動しました。そして今日は聚月庵でお稽古です。前回からお点前の割稽古を始めた森さんの通し稽古の実践日です。私たちは初めてお点前の通し稽古をすることをお祝いの気持ちを込めて「お点前デビュー」と呼んでいます。そして森さんのデビューは難なくこなされ、とてもスムーズでした。ですから見てください。ご本人もお点前しながら微笑んでいますでしょ!普通この余裕はありません。お茶会デビューもそう遠い将来ではないでしょう。床の間には「水きくすれば月手に在り」の色紙を。これは春の歌「花弄すれば香衣に満つ」と対句で「月の煌々と美しい晩に手で湖面の水をすくうと手の中にすっぽりと月が浮かんで見える」という自然と人が一体になる雄大な境地を意味します。他は堆朱の胡桃香合と花は織部の手桶に薄と竜胆、藤袴です。今月は風炉の名残、中置のお勉強をします。また詳しくは次回に。お稽古の後は知人の台湾人のカップルが見えたのでおもてなししました。そう忘れてはいけないもう一つ嬉しいことがありました。この日この秋最初の西王母椿が開花してくれました。小雨にぬれてとても可憐でしたのでご覧にいれます。

 
  2007年10月2日
今月はお茶の世界では侘びの月。茶人の正月と言われる来月の「炉開き」を前に「風炉の名残」と呼ばれる最高に風情あふれるひと月となります。ただ今日ばかりは美術界では一つ、侘びとはほど遠いゴージャスなマリアージュがありました。業界売上高第3位のディスカバリー ナショナル オークションと5位のエスト ウェスト オークションズが来年1月に対等合併するという記者会見が六本木ヒルズのヒルズクラブで数百人のメディア関係者を前に行われました。DNAは以前「北大路魯山人 特別オークション」をご紹介したことでご承知のとおり日本美術や陶磁器において大変な実績と信用を誇るハウスで一方EWはガレやドームで他社の追随を許さないハウスです。西洋絵画においても去年ピカソの「旗を持つ男」で日本国内オークションの最高落札価格を更新しました。両社は統合を機にパリオフィスを開設する他、東南アジア主要都市にインフォメーションセンターを設立して国際的なネットワークを充実させるようです。日本からクリスティーズやサザビーズのような国際的なオークションハウスが生まれるなんて素敵じゃありませんか!因にお土産はEW社の素晴らしいガレの写真集ととらやのくり蒸し羊羹でした。どちらも嬉しい!